教育ローンの種類

教育ローンには様々な種類がありますが、ざっくりと分けると国の教育ローンと民間の教育ローンの2タイプがあります。

金利で選ぶなら国の教育ローン!それ以外なら民間の教育ローン

国の教育ローン

<メリット>
○金利が低い

<デメリット>
○条件が厳しい

民間の教育ローン

<メリット>
○使い道の幅が広い
○融資が早い
○最大融資金額が大きい

<デメリット>
○国の教育ローンより金利が高い

国の教育ローン「日本政策金融公庫の教育一般貸付」

国の教育ローンと呼ばれるのは、日本政策金融公庫が運営している教育一般貸付のことです。それまでは、郵便局などでも教育ローンを取り扱っていましたが、今では公的な教育ローンは日本政策金融公庫のみになりました。

国の教育ローンは、民間の教育ローンよりも条件が厳しくなっていますが、その分金利が安く設定されています。まずは、国の教育ローンに申し込んでみて、ダメだったら民間の教育ローンに申し込むのがよいかもしれません。

融資額などは、現在以下の通りになっています。

融資限度額 子供1人につき350万円以内
返済期間 15年以内
(母子家庭・交通遺児家庭や世帯年収200万円以内の場合は18年以内)
金利 1.90%

(平成28年5月現在)

また、家庭の収入基準は以下の通りです。

子供の人数 世帯年収(所得)の上限額
1人 790万円(590万円)※
2人 890万円(680万円)※
3人 990万円(770万円)
4人 1090万円(860万円)
5人 1190万円(960万円)

※子供が2人以内の場合、以下のいずれか1つに該当する場合、990万円(770万円)まで上限額が緩和されます。

○勤続(営業)年数が3年未満 ○居住年数が1年未満
○世帯のいずれかの方が自宅外通学(予定)者
○借入申込人または、その配偶者が単身赴任
○今回の融資が海外留学資金
○借入申込人の年収(所得)に占める借入金返済の負担率が30%超
○ご親族などに「要介護(要支援)認定」を受けている方がおり、その介護に関する費用を負担

民間の教育ローン

民間の教育ローンは国の教育ローンと比べて金利が高い代わりに、条件が甘かったり融資スピードが速いなどのメリットがあります。

国の教育ローンは1人最大350万円までしか借りられませんが、民間の教育ローンは最大で1,000万円の融資が可能なものもあります。また、審査が比較的緩く、審査結果が最短で1日~1週間程度に設定されているので、急ぎでお金が必要な時も便利です。金融機関によっては、幼稚園や小学校でも利用できます。

国の教育ローンの場合世帯年収の上限がありますが、民間の教育ローンの場合は世帯年収の上限がありません。国の教育ローンとは審査基準も違っているので、どちらも申し込んでみて、通った方を利用するのもよいでしょう。

JAやろうきんの教育ローンも選択肢の一つ

国の教育ローン、民間の教育ローン以外に、JAやろうきんの教育ローンがあります。比較的、低金利ですが、利用するには会員になる必要があるので、少しハードルが高いと感じる人もいるようです。

奨学金の審査に落ちても大丈夫!

教育ローンは奨学金の審査に通らない時に便利です。奨学金は、低金利で在学中は利息が付かないなど有利な点が多くあります。民間の非営利団体(NPO)である「あしなが育英会」は、保護者を亡くした子供のための奨学金制度です。こちらは無利子の貸与ですが、他にも大学や企業が独自に行っている返済義務のない給付型の奨学金もあります。

費用の面では有利な点が多い奨学金ですが、そのために審査は厳しく、誰でも利用できるわけではありません。今は低金利で、使用範囲も広い便利な教育ローンがたくさんあります。奨学金が利用できなかった場合でも悲観せず、自分に合った教育ローンを探してみてください。

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